当社は昭和40年、電力線の地中埋設工事を目的に設立されて以来、半世紀以上にわたりこの分野に専念し、歩んでまいりました。
　首都圏、とりわけ東京都は2021年のオリンピックを経て世界的な注目を集め、今後も都市機能の発展が見込まれています。一方で、昭和から平成にかけて整備された施設やインフラは老朽化が進み、再整備が大きな課題となっています。その中で、電力線の地中化工事は都市の安全性や景観を高め、持続的な発展を支える上で欠かせない存在です。
　近年はデータセンターや物流拠点の建設が活発になり、安定した電力供給を実現するための地中化需要も高まり続けています。当社は確かな技術と誠実な仕事で、こうした新しいニーズに応えています。
　創業以来大切にしてきたのは、「建設人和」の精神です。人と人との和を尊び、「愛される業者、誠意ある仕事」を信条に、常に安全を最優先としながら技術を磨き続けてまいりました。これからもその姿勢を守りつつ、都市インフラの整備を通じて社会に貢献してまいります。
　同時に、建設業が抱える課題にも真正面から取り組んでいきます。若い世代や女性が安心して力を発揮できる環境を整えること。働きやすさや働きがいを高めることで、この仕事に誇りを持ち、未来を担う人たちから「憧れられる建設業」として選ばれる存在になること。これこそが、私たちの使命であり、次の時代に残すべき価値だと考えています。
　豊和工業はこれからも、社会の発展に貢献しながら、社員とその家族、そして地域に関わるすべての人々に幸せを届けられる企業を目指してまいります。

豊和工業株式会社
代表取締役村上　圭